2020/08/14 12:19
マガザンキョウトは、ローカルプレイヤーが生み出したプロダクトやアート、旅が楽しくなる雑貨、グッズを、カルチャーが体験できるモノと位置づけてご紹介しております。
今回は、京都で活動するアーティストRYUSEI MAEDAのダーク・ポップな魅力が詰まったPOP UP SHOPをマガザンキョウトでオフライン&オンラインで開催致します。
アーティストRYUSEI MAEDAが作品を生み出すヒントとは
前田流星/Ryusei Maeda 1993年兵庫県生まれ。
2016年京都精華大学デザイン学部デジタルクリエイションコース卒業。
皮肉とユーモアのある作品に定評がある。
バンド、バレーボウイズのボーカルとしても活動中。
藤原ヒロシ氏(京都精華大学客員教授)監修のもと集まった団体S.U.C.C.にも在籍している。
京都精華大学を2016年に卒業後、拠点を京都に置き作品を作り続けるアーティストRYUSEI MAEDA。
彼が生み出す作品たちはどこか皮肉で、ユーモアがあるキャラクター達を生み出し、様々な媒体でアート作品として昇華します。
その他作品の詳細はこちらから
その才能を発揮する彼が生み出す独特な世界観はどこからインスピレーションを受けるのか。
RYUSEI MAEDAは、二つの方法から作品のアイディアを拾い上げます。
昔から、古本屋などで80年代のカルチャー雑誌を収集することが好きだったという彼は、それらから得るアイディアを作品にしています。
本からヒントになり得る構図の写真をサンプリングしたり、気になったカルチャーについて調べて作品に取り入れることも。
アトリエには多くのアート・カルチャー系の資料やCD、おもちゃが並んでおり、それはまるで小さな宝物部屋のようです。

これだけでも十分なインプットの量ですが、もう一つ彼が作品を作り続けるための大事なルーティンがあります。
それは、毎日寝る前に描くドローイングです。
仕事や休日など、日々の生活の中で得た経験を寝る前に絵として書き溜めるのが日課だというRYUSEI MAEDA。
どんな日でも、必ず一枚は描いているそうです。
「あまり、表には出すことがないドローイングたちも数が溜まったらZINEにして形に残します。」
継続していくことで、思いがけない良い絵に出会えることもあり、そこから作品としてブラッシュアップしていくケースもあります。
自身の表現に対し、誠実に向き合っていくことが彼の作品の魅力の一つなのかもしれません。
そんな彼は、平面作品以外にもTシャツなど、プロダクトをアートに落とし込むことも作品の一つとして捉えています。
アーティストが手がける、アートワークTシャツ
ヴィンテージものを収集する中で、古着も当てはまるという彼はグラフィックTシャツも作品にしたいと考えています。
昔から、グラフィックTシャツを集めることが絵を描くきっかけにもなったそうです。
書きためたドローイングや作品をコラージュし、シルクスクリーンで印刷したTシャツはアーティストによる手作業で全て一点物とも言えるアートピースです。

胸のワンポイントにされているマークもアーティストの手描きドローイングから。

背中には、これまでの作品を組みわせたコラージュを大胆にプリント。

様々な種類のグラフィックTシャツは全部で6種類。
サイズも少し大きめですが、ユニセックスでM~XLまでの展開です。
カラーバリエーションも豊富で、シンプルに着るのも、タックインなどアレンジを効かせた着用も映えます。

Tシャツ以外にも、未発表の描き溜めたドローイングを編集したZINEや、コレクションにもしやすい平面作品、さらに初の試みで立体の作品も展開予定と、彼が生み出す作品たちでマガザンキョウトの空間をジャックします。
まだまだ暑い夏が続く京都、あるいは快適なオンラインで、RYUSEI MAEDAが手がけた作品たちを体験して、生活の中にアートを取り入れてみてください。
まだまだ継続しています。ローカルコミュニティチャリティプログラム。
マガザンキョウトは、コロナウイルス等が原因で、突発的に持続困難となったローカルコミュニティをサポートするために、チャリティプログラム Ready for your journey. (#readyforyourjourney) を引き続き行なっています。
もちろん、RYUSEI MAEDAのPOPUPもオンラインショップでも展開予定です。
マガザンキョウトのオンラインショップの商品全てが対象です。
収益の一部は京都のローカルコミュニティへ還元されます。
プログラムの詳細はこちらから
最後に
京都のアーティストたちは、日々ワクワクするものを作り続けています。
お家の中や外、オンラインでも楽しんでいただけるものがありましたら幸いです。
皆が気持ちよく、また次の旅へ出かけられますように。
企画:マガザンキョウト
撮影:井上みなみ
モデル:RYUSEI MAEDA/宮越マリヤ
イベントの詳細についてはこちらから