ZEBRA CULTURE GUIDEBOOK Vol.01 ゼブラ企業が分かるガイドブック「ゼブラ企業カルチャー入門」 | 一般社団法人Tokyo Zebras Unite,株式会社Zebras and Company
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2022年2月に開催したゼブラ企業のカンファレンス「ZEBRAHOOD」で行われた対話の内容を通じて、より良い社会のために活動するゼブラ経営の実践者や仲間の声を紹介しながら、ゼブラの実態をお伝えしていく、ゼブラカルチャーを知る入門ガイドブック。
ゼブラと出会った方が「もう少し詳しく知りたい」という時に手に取れる1冊であり、会社の経営者にとっては「自分もこういう経営を取り入れられないだろうか」と考え始めるきっかけとなる1冊。
■「ゼブラ企業」とは
急成長を目指す「ユニコーン(企業)」と対比して、数少ない幻のような動物ではなく実際に多数存在すること、社会性と経済性(白と黒)両立や、1社ではなくコレクティブインパクト(群れ)で課題解決を目指すことから、「ゼブラ(しまうま)」を比喩として用いた概念です。「社会課題解決」と「企業利益」という相反するように見える理念を両立させ、共栄することに価値を置き経営している企業を意味します。
2013年にシリコンバレーのベンチャーキャピタリストがつくった「評価額が1,000億円を超える未上場企業」のことを指す「ユニコーン企業」という言葉があります。この言葉は「短期・独占・株主至上主義」といった現在の資本主義の行き過ぎたあり方を象徴しています。
こうした風潮に危機感を覚えた米国の4人の女性起業家が2017年に提唱した概念が「”Zebras”(ゼブラ企業)」です。4人が組織した「Zebras Unite」は、共感する経営者や企業を巻き込みながら今もなおムーブメントを広げ、現在世界中に25の支部と20,000人以上が参加するコミュニティが存在します。
日本においても、ゼブラの概念を啓蒙する「Tokyo Zebras Unite」が設立されて約3年が経過し、日本経済新聞やForbes Japan、経済産業省の発行する中小企業白書などに複数回取り上げられ注目が集まり、2023年6月には「ゼブラ企業」が令和5年度「骨太の方針」および「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」に明記され、社会性と経済性を両立する「ゼブラ企業」の創出が国家戦略となりました。
■こんなあなたへ
・急成長や拡大だけではない未来の作り方を模索する起業家/経営者/事業後継者
・地域の文化や技術を活かして新たなカルチャーを作っていきたいクリエイター
・金融資産だけではなく自然資本や文化資本も増やす関わりを模索する資産家/金融関係者
・自分たちの地域の特性を活かした起業支援や経営支援を行いたい行政担当者、支援者
・女性による女性のための会社、研究者のために起業した研究者など、自分の属する業界をより良くしたいと活動する起業家/経営者
・なんのために働いているか目的がわからなくなってしまった全ての働く人