Neither There Nor Anywhere | Joe Keating
¥3,800
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
好奇心溢れるアウトサイダーとしての視点を通して街を観察し、ストリートフォトグラフィースタイルの撮影を行う京都在住の英国人デザイナー・写真家 Joe Keatingによるzineシリーズ。
各zineは京都を拠点とする60年以上の歴史を誇る家族経営の印刷会社 「昌幸堂」で印刷および製本されています。
----------
Neither There Nor Anywhere (2022)
伏見稲荷大社に溢れていた、あらゆる意味で圧倒的で熱狂的な群衆が忽然と消えてしまった2020年の静けさには、言い表し難い重要性が感じ られました。神道の儀式や儀礼は消えることなく明確に姿を現し、山を歩くことは再びスピリチュアルな体験に。
朱色の鳥居は、神聖な空間に目に見えない境界を生み出し、丁寧にくぐることで神域へと足を踏み入れることができるのです。何千もの鳥居が立ち並ぶ伏見稲荷大社で、一つの世界ともう一つの世界の間にある、未定義の空間での何時間にもわたる彷徨。そこではないどこかへ。